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2021年2月12日

  
  

大阪でライブハウス運営、イベントの企画・制作などを行う  

HEADLINEの代表・岸本優二さんにお話を伺いました。

 

岸本さんとの関係は長く、

初めてあったのは15年くらい前に

UNISON SQUARE GARDEN

大阪LIVE SQUARE 2nd LINEでライブをした時。

岸本さんはそこの店長をされていました。

今では大阪でUNISON SQUARE GARDEN

XIIXがライブする際、

岸本さんは必ず駆けつけてくれています。

 

そんな関係の深い岸本さんにまずは

運営をされているライブハウスの現状について伺いました。

 

現在、コロナ禍で安心安全を考え、有観客ライブの開催や

有観客と配信をミックスしたやり方を考えながら

運営をされています。

 

岸本 『来れないお客さんも現状いるから、

その人のためにやっているよっていうことを

見せるって発信することも

やり始めているかなっていう感じかな。』

 

斎藤 『行きたいけど行かないっていう人も

少なからずいるから、

そういう人のことは無視してはいけないなっていう

気持ちはありますよね。』

 

岸本 『やっぱりライブを見てて、

僕もそうだけどお客さんもやっぱり観てよかったなとか、

だから明日頑張れるなみたいなところは

ライブの醍醐味なのかなっていう感じはしますけどね。』

 

最近ではお客さん側とライブハウスが

安心なライブにするため、

コミニュケーションが取れてきていて、

出演者側からも「ライブをすると生きていると実感する」という

声を聞くようです。

 

岸本さん自身も、コロナ禍で

ライブができることが当たり前ではないと感じ、

だからこそライブの大切さを発信していきたいと

前向きに活動をされています。

 

ライブハウス運営、イベントの企画・制作など

様々な角度から音楽と接している岸本さんですが

今の音楽シーンについて

ストリーミングサービスなど音楽を

ライトに楽しめる時代になってきていて

すごく良い時代になってきたからこそ

改めてライブということ大事にしたいとのこと。

 

斎藤 『確かに圧倒的にCDを買う枚数は減りましたが、

けど実際に自分でお金を出してCDを購入するとか、

自分で足を運んでライブを観るっていう経験が、

どれだけ大事かというのも同時に気付いたりしますよね。』

 

岸本 『そうだよね。

ライブハウスの人間がライブを観たくなっているわけだから。

ライブハウスは“答え合わせ”っていう感じがすごく好きで、

音源と出会うのはサブスクだったり、CDで出会っていくけど、

「やっぱりこのバンド好きだな!」とか答え合わせするのは

ライブなのかなと思っています。』

 

 

また、ライブを心の底から楽しめるようにする。

ライブハウスをいつでもアーティストが帰ってこられる場所にする。

そのために、岸本さんは

今まで横のつながりがあまりなった大阪のライブハウスに

「一丸となって今の危機的な状況を乗り越えましょう」と

声をかけかけているそうです。

  
    

2021年2月12日

今回のテーマは2021年の音楽活動。

当初、細美武士が描いていた活動のイメージと

新型コロナをきっかけに始めた曲作りについて語りました。

 kp0211pic_1.jpg

2021年。当初、思い描いていた活動は…

 

細美さんは「2021年は1曲も書かない」と決めていたそう。

お酒を飲んだり、仲間と楽しくライブをやる中で

たくさんのインスピレーションを手に入れて、

2022年の曲作りに生かそうと思っていたとのこと。

しかし、新型コロナの影響でライブができなくなったため、

最近は毎日スタジオに入って、

the LOW-ATUSの曲作りをしているそうです。

 

 

the LOW-ATUSの曲作りについて

 

the LOW-ATUSは、

細美さんとBRAHMANTOSHI-LOWさんのバンド。

2人でアコギを弾き語るスタイルということもあり、

全て日本語で歌詞を書こうと思っているとのこと。

 

しかし、ドラムなどのリズムでお客さんを高揚させる必要がない…

そんな曲作りは初めてだったため、すごく面白い一方で、

7曲ぐらい作ったがどれがいいのかが自分で分からない…

という不思議な時間を過ごしているそうです。

 

今月いっぱいは作曲を続けるとのことで、

「自分の中でいい曲だと思えるものが生まれたら嬉しい」と、

曲作りへの思いを語っていただきました。

2021年2月 9日

04 Limited Sazabys GEN



第6回目・・・


【ゲストアーティスト アフロ(MOROHA)】




今回は、
MOROHAのアフロさんにお越しいただきました。
(GEN君とも仲の良いバンドマンの一人!)



アフロ:この前ばったり会ったぶりだね?
GEN:そうなんですよ、この間ばったり会った時
   面白かったですね。
アフロ:そんなに長い時間じゃないけどさ、
   空白を埋めるがごとく、めちゃくちゃ喋ったね。
GEN:密度濃かったですね。
アフロ:でもここじゃあ一個もその話できないよね
GEN:もう本当に使える話じゃまったくありません(笑)

GEN:まさかMOROHAのアフロさんが、
   あんなお洒落カフェで、
   お洒落ニット帽かぶって、
   お洒落なレザーのジャケット着て、
   コーヒー飲みながら、リリック書いてましたよね!
アフロ:いやいやいや、もう存分にいじるじゃない!!
GEN:(笑)

アフロ:でも実際どう?仕事とかってどこでしてるの?
GEN:強制的に書かせる場、ファミレスとか行ってますね。
アフロ:やっぱ隣の人の話とか聞いちゃわない?
GEN:聞いちゃいます。
アフロ:やっぱああいうお洒落カフェって、
   田舎者がいってるから、
   香ばしい会話が聞こえてくんのよ。
GEN:そういうのがリリックになるんですか?
アフロ:めちゃくちゃなるね。
   でも自分が通って来た道でもあるから、
   胸がぎゅーってなるんだよね。

GEN:MOROHAのお二人はいつ上京されたんですか?
アフロ:俺ら、18の高校の卒業のタイミングで
GEN:じゃあすぐ捨て身な状態で来たんですね。
アフロ:いやいや全然捨て身じゃないよ。
   UKは普通に大学進学だし、
   俺は専門学校行くって言って。
GEN:え?なんの専門学校ですか?板前とかですか?
アフロ:おいおい今日存分にいじるじゃん。
GEN:(笑)
アフロ:凄いの行くよ、鋭利なの打つよ?
GEN:なんですか?
アフロ:美容師
GEN:う〜〜わ〜〜〜!
アフロ:(笑)




そして話題はコロナ禍の昨年の活動に


GEN:どうですか?去年とかはLIVEできなかったですが、
   何してました?
アフロ:いやもう、ネトフリ観てたね。
GEN:やっぱりそうなりますよね。
   僕と一緒じゃないですか。
アフロ:何観てた?
GEN:the boys。あそれ、ネトフリじゃないか。
アフロ:いや、マジヤバいよね!
GEN:あれめっちゃ面白いよね!
アフロ:あれ観た?梨泰院クラスは観た?
GEN:観ました観ました!


2021年も2か月が経った今、
梨泰院クラスの話で盛り上がる二人。


GEN:音楽に関しては、どうですか?
アフロ:でもずっと好きだから作ってたよ。
   なんか遊んでても、こうやって喋ってても、
   心の中では、ちゃんとペンは持って過ごしておこうって
   思ってたかな。


そして、コロナ禍にアフロさんが感じたことは。


アフロ:自分たちが追っかけていたものが
   脆くも崩れさっていったのが、衝撃的だった。
   本当に俺が欲しい物ってなんだったかなって
   考えてし、
   知り合いの農家さんから、野菜が届いて、
   そういう関係性が音楽で築けたこと。
   そういうのが財産だった思ったんだけど、
   ピュアかよ!って。
   そういう風に思ったら、
   逆側から見てみたかったりするよね。
GEN:逆側からと言いますと?
アフロ:そういうこと言ってる場合かと
   もっと言えば、
   音楽シーンの弱肉強食感は強くなっていくわけじゃない。
   だから、もっともっと鋭く。
   とにかく自分が生き残るためにがむしゃらに。
   追っかけなきゃ、登って行かなきゃいけねーんじゃねーの?
   って思ったり。
GEN:でも噛みつく相手が間違いなく同業者じゃなくはなりましたよね?
アフロ:とか思いつつさ
   でも今あいつら弱ってるから首元かっ切ってやろうとかさ
   そんな自分を観たかったリね。
   なんだかんだやってるやつはやってるじゃない。
   結局今LIVEしたって儲かんないわけじゃん。
   でもやんなきゃしょうがねぇってやつは、やってるの見るとさ、
   だから、喉元かっ切ってやるって気持ちがねえと勝てねぇなって
   改めて思ったりするし。
GEN:それこそ、音響さんだったり、楽器のテックさんだったり、
   現場に特化したプロフェッショナルの人たちが、
   仕事なくなったり、もう実際辞めちゃうって人たちも出てきてるんですよ。
   それ辞められちゃうのが一番困るなって。
アフロ:残るところは残るし、、
   どうしようもないところは、どうしようもないと思うよ。
   だって、普通にコロナ禍になる前からさ、
   こんな感じじゃ、こんな箱駄目だろうなって、俺あったから、
   だから一概にLIVE HOUSEを守ろうとかっていうのに関しては、
   大きく括るとあんまりピンときてなくて。
   GENちゃんの言う通り、
   大事な人たちは、絶対守りたいっていうのと、
   大事でも、そのモチベーションじゃ、残れねーよっていう
   厳しい視点もあるし。


厳しい現実と向き合っているアフロさんだからこそ出た
愛のある厳しい言葉でした。




最後にアフロさんにとってLIVEとは


アフロ:自分がいる理由、自分が何者なのか突き止める場所。
   稼ぐ場所。
   今稼げないけど、先々稼ぐためにたくましくやっている。
   今は無料で見せたりしても、ゆくゆくはきっちり回収する
   そりゃプロだから思っている。
   そんな気持ちを強くもって、
   仕事として一生懸命やっていきたいと思っています。



強く愛のある言葉、
アフロさん、有難うございました!

2021年2月 5日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.5
2021.02.02
MAN WITH A MISSION
ジャン・ケン・ジョニー❶

「2020年のアーティスト活動」

昨年はマンウィズにとって
結成10周年という節目の年でした。

ベスト盤 B面集 リミックス盤…
リリースを皮切りに全国をツアーでまわり、
フジロック会場でもある苗場を完全貸し切りした
フェス「THE MISSION」の開催も
予定していたのですが
例のウイルスのせいで全てが中止に。

もちろん悲しさや悔しさは
色んな方面に向かってあった中でも、
ひとつの生きるものとして
疫病の流行というのは避けがたいことであり
いい意味で"考えさせられる1年"にもなったとか。

一方で、配信ライブという形を
様々なアーティストが工夫を凝らしながら
実施していっているのを観て、
「生命力が強いジャンル」に
いるのだなという前向きな思いも。

当初は生のライブに勝るものは
ないという気持ちではあったけれど、
考えていく中で 配信というものに
1つのカルチャーとしての可能性を感じたそう。

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キャパが小さいライブハウスでは
そこで観られる人数はどうしても
限られてきてしまう中で、
配信によって、より多くの方に観てもらえ
知ってもらうことができる。
地球の裏側で待っている人もたくさんいて
それはアーティストにとっても大切なことでした。

ヒトはこれだけすばらしい
テクノロジーを持っているのに、
そこにお金を絡めることばかりに
心をとらわれている…
もっとうまく活用して、当たり前のように
"広めていく"というアイデアこそが必要で、
その可能性を信じて、
磨くべきカルチャーとして育っていくべき。

大切なのは自分たちのあるべき形だけではなく、
その先の可能性を模索していくということ。

…ただ、満員のお客さんの前で、
ライブをしたという想いは変わりません。

いつかこの状況が落ち着いたその時には
また元気でライブハウスで
みんなで騒ぎたい。
そんな希望を込めて
最後に『FLY AGAIN』もお届けしました。

2021年2月 5日


0203.jpg
  
  

今回はXIIXが去年スタートした企画

in the Rough」について。

 

XIIXYouTubeチャンネルで公開中の

in the Rough」。

曲を作り、アレンジ、ミックス(編集)などを

全て自分たちで行う、

セルフレコーディングで作られた楽曲を

自作の映像に載せて公開する

企画になっています。

現在、

talk to me」「あれ」「Sway」の

3曲が公開。

 

これは、コロナ禍で流行った、

いわゆる歌繋ぎとはまた違う

もっと自分本意な企画。

 

アルバムを制作している時には

聴き手をしっかりと意識して、

1つの作品性を重視したものを作っていますが、

この真反対である、

ミュージシャンとしてのエゴを全面に出した

自分がカッコイイと思うものを、

何も気にせずやりたいと思ったのが

スタートのきっかけ。

 

元々、コロナ禍になる前から

XIIXの相方である須藤さんとは

それぞれの自宅でデータのキャッチボールが

できていたこともあり

これを聞いてもらわなきゃもったいないな

と考えたことから公開することに。

 

“曲を作ること“と” ミックス(編集)“では

同じ音源を作ることですが、種目が異なり

例えるなら、

野球選手がグローブを作るみたいな感覚

ということで

それが二人はできるということ、

CDを作るより短い時間で公開できる

という理由から始めました。

 

 

『こういう

ミュージシャンがやりたいからやっているものが

バンドの幅になればいいなと思っているし、

同時にそういうものが刺さる人にだけ

刺さればいいなと思っているところもあって。

多くの人に聴いて欲しいというものではなくて

もっと純粋に

自分がカッコイイと思っているものを

形にすることで、

その逆の売れようとするアルバムも生きてくるし、

それが全部混ざったライブも

より楽しいものになるんじゃないかなと思って

この「in the Rough」という企画を

続けていこうと思いますので

ぜひYouTubeでチェックしてください!』

   

  

 in the Rough」はこちらからどうぞ。

  

  

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