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2021年2月19日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.7
2021.02.16
MAN WITH A MISSION
ジャン・ケン・ジョニー❸

「2021年以降のライブ活動〜理想編」

配信ライブというものに
当初は若干の抵抗もあった
というジャンケンさん。

反面、こういった事態にならなければ
配信の可能性について
考えることすらなかったのでは・と
反省するところもあり
これはチャンスの一つでもあるという思いが
徐々に出てきたんだそう。

キャパが限られた場所で行われるライブが
テクノロジーの開発により
今は地球の真裏まで音楽を届けられるように。

音楽の持っている
本質的な意味は"届けること"。
生で体感することは
一番のあるべき姿ではあるけれど
手法の一つとしての
配信の形も選べる未来はすばらしい。

実際のライブはもちろん、
配信がすごい!なんて言われる
カルチャーやアーティストだってでてくるかも?
SNSを駆使して、オンタイムで
リアクションを観ながら…
配信体感型ライブのような
形態も想像できます。

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「人間が想像できることは ほぼ実現する」
ジャンケンさんの好きな言葉のひとつ。
テクノロジーの発達の仕方はすさまじいもので
ホログラムを使った
全世界初音ミク計画だって夢じゃない!?
想像が膨らむ夢のある世界が広がります。

もちろん、いま苦境に立たされている
アーティストやライブハウスは数多くあります。
ただこのような苦しい状況の中でも
今新しいアイデアが生まれてきている
という点においては
考えられる時間ができたという意味で
良い部分でもあったのかもしれません。
そしてこれからも考えていくことが必要です。

今回は"テクノロジー"といえばな
マンウィズの1曲『database』をお届けしました。

2021年2月19日

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今回はsumikaVo,Gt/片岡健太さんを

ゲストにお迎えしました。

 

二人の付き合いは長く、

出会ったのは片岡さんがsumikaを結成する前。

最近では卓球を一緒にしたりと

私生活でも仲が良いいようです。

 

まずは先週、三日間にわたり

さいたまスーパーアリーナで行われた

sumikaのオンラインライブについて。

 

これまでフェスなどで、さいたまスーパーアリーナで

演奏をした経験はありましたが、

今回、無観客ということもあり、

今までお客さんいたところに誰もいないのを想像したら

心が折れそうになったと話す片岡さん。

そんな時に支えになったのは、コメント欄。

 

片岡『やっぱりそこに人の気持ちとか感情って

   乗っているんだと思って

やっと自分のエンジンが回ってきた感じがした。

その場に人はいなくても言葉だったり、

文明の力を借りて気持ちを届けてくれるということが

すごく自分の力になっているんだなと

改めて気づいた。』

 

sumikaは現在までに人数を制限した上での

ライブを行っていませんが

UNISON SQUARE GARDENのライブを観て

人数とかではなく、

人の前でライブをやりたいと感じたそう。

 

さいたまでのライブが終わり、

今はコロナ禍でも工夫しながら

積極的に動いているバンドのライブを観たりして

メンバー全員で次のステージに向けて

ヒントを見つけるとのこと。

 

sumika33日に

ニューアルバム「AMUSIC」をリリースしますが

こちらに収録されている曲の中には

サポートベースとして

XIIX・須藤優さんも参加されています!

 

2年ぶりのフルアルバムとなる「AMUSIC」。

シングルをたくさん作ってきましたが

既発曲に負けないような新曲を含めた

ボリュームのあるアルバムになっているそう。

 

片岡『2019年はライブやってアルバム出して、

   全国ツアー回って、フェスも出て

っていろんなところに行かせてもらって、

たくさん曲も出せた後に

2020年はいきなり音楽活動が止まっちゃって、

“動”と“静”がはっきり出た2年間だったから

その2年間何をやっていたのかっていうのを

わかるようなものを、

2021年 、sumika

 こういうモードでやっていきますよ。」

っていうことを

過不足なく伝えるアルバムを作りたいなと思って、

今やりたいことは

全部やり切れたアルバムだと思う。』

 

コロナ禍で思ったこと、ステイホームでの想いなど

歌詞の中に顕著に現れていて

落ち込んでいる曲も、

あればテンションの上がる曲もある

自然体に仕上がっているそうです。

 

sumika ウェブサイト

https://www.sumika-official.com

 

 

2021年2月19日

 今回は千葉LOOKのサイトウ店長に話を伺いました。

 

ライブハウスは、やんちゃな遊び場であると同時に、

先輩から大切なことを学べる場所でもある。

日本中に名物店長と呼ばれる人がいるけれど、

サイトウ店長も間違いなくその一人。

千葉の多くのバンドマンは

サイトウ店長に育ててもらった、と

感謝を述べた細美さん。

 

一方、サイトウ店長から細美さんについて伺うと…

細美さんは義理や筋をとても重んじる人。

作品をリリースするたびに必ず一筆入れて送ってくれるし、

ツアーもほぼ毎回、初日に来てくれる。

大箱だけのツアーや、

スケジュールがどうしても合わない場合など、

初日にブッキングできない場合は

直接電話を入れてくれる。

そんな細美さんの行動に気づかされることが多い。

でも、もう少し砕けてもらってもいいよw

とのことでした(笑)

 

 

■サイトウ店長にとってライブハウスとは…

 

「ライブハウスは体感する場所」と語ったサイトウ店長。

現場での臨場感を楽しんでほしいという思いから、

お店発信では配信ライブを行う予定はないとのこと。

 

ライブハウスは、

アンテナを張っている人が楽しめる場所でありたい。

バンドがいて、それを求めるお客様がいることで成り立てばいい。

そんな思いを語っていただきました。

 

コーナーの最後には、

ELLEGARDENが千葉LOOK

最も頻繁にライブを行なっていた頃に

クロージングナンバーとして

演奏することが多かった曲

「ナイフ」をオンエアしました。

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2021年2月16日

04 Limited Sazabys GEN



第7回目・・・


【ゲスト  H.I.P. 井出慎吾




今回は、
LIVEを手掛けるイベンターさんの井出さんをお呼びしました!




-まずは、具体的にイベンターのお仕事とは?-

井出:基本的には、各アーティストの意向を聞いて、
   俺の場合は制作もやってるから、全国ツアーを組むこともあるし、
   東京のイベントの場合は、ライブハウスを当たって、スケジュール調整して、
   チケットを販売したり、プロモーションしたり、 
   当日安全にコンサートが行われるように、運営すること。

GEN:イベンターの会社って色々ありますけど、それぞれ特色ありますよね?
   H.I.P.の特色は?
井出:オールジャンルかな。
GEN:僕の中だと、Hi-STANDARDのイメージが
井出:ああ、そうかもね。近いところで言うと、coldrain、Crossfaithとか。

GEN:そもそも僕と井出さんの出逢いっていつでしたっけ?
井出:これ考えると・・・最初のツアーじゃない?
   か、LIVE HOLICじゃない?
   でも最初新潟で会って、で打ち上げ行って話すようになって、
   で、その次のハイスタのツアーも一緒になって
GEN:すぐ砕けましたね。井出さんは。
井出:すぐ砕けたね〜。
GEN:以外にこの人偉い人なんだと思ったけど、スタンス変わらなかったですね(笑)




GEN:この状況になってどうですか?
井出:一年も経っちゃったけど・・・
   やるのも正解だと思うし、やらないのも正解だと思う中で、
   僕らに出来ることっていうのは、なるべく出来る状態を常に作っておく。
   やりたいって方に対して、やれる状態を常に準備。
GEN:Creepy Nutstとか、去年やってるイメージ。
井出:今年も1月からあったり、coldrainもまさに今週から。
  やっていただけるのは僕らとしても有難い。
  お客さんも規制があるけど、声出せない中でも見ていると、待っていた!感が伝わってくる
  それを見ると、やってよかったのかなと思う。



-井出さんの今のお仕事までの経緯は?-

井出:昔、SHIBUYA-AX-っていうLIVE HOUSEがあって、
GEN:伝説じゃないですか、僕やりたかったですよ。
井出:あ、フォーリミはやってないのか!
GEN:憧れでした。SHIBUYA-AX-かっけー、恵比寿MILKかっけー とか
井出:(笑)
   そのAXで働いていて、H.I.P.から誘われたってのもあったんだけど、
   まあLIVE HOUSEも、ものすごく楽しかったんだけど、
   自分でもう少し発信したかったっていうのもあって、
   それでH.I.P.にいれてもらったというか。


-井出さんがLIVEにはまったきっかけは?-

井出:俺この感じでスケボーとかサーフィンやるんだよね。
GEN:意外ですね!
井出:高校生の頃とか
GEN:高校生の井出さん想像できないですね。髪は生えてました?
井出:バリバリ生えてたし(笑)痩せてたし。
   それでスケボーの練習でビデオとか見ると、だいたい流れているのが、
   GREEN DAYだったり、そっから、なにこれ!と思って、
   パンクロック、メロコアなのかな?それをみんなで聞き出して、LIVEに行きだして
   
   最初NOFXとか、Pennywiseとか。
   まだリキッドルームが新宿にあった時とか、
   ON AIR EASTとか、OA AIR WESTとかによく見に行ったね。

   GREEN DAY見に行った時に、たまたま前座がHi-STANDARDで、
GEN:ハイスタが前座!?
井出:ハイスタを知らない状態で見に行って、
   聴いてみたら、めちゃくちゃカッコいいぞと。
   日本のバンドめちゃくちゃカッコいいぞと思って、
   そこから日本のパンクも聞き出した。
GEN:そこからハイスタと仕事もされましたしね。
井出:そうそうそう、まさか一緒に仕事するとは思ってもなかった。



-井出さんが考えるこの状況を打破するアイディアは?-

井出:飲酒検査の、はぁ〜ってやるやつあるじゃん。
   あれのPCR検査できないのかな?
GEN:ああいう風になってほしいですね。
井出:あれやったら、極端な話さ、入場前に一人ずつやって、
   もうスタンディングでいいんじゃないかって思っちゃう。
GEN:OKな人たちでやれたら、いつも通りやりたいってありますよね。


-改めて、生のLIVEの良さとは-

井出:やっぱり生で大きい音で聴くことが、
    すごく発散されるし、必要なことだと思う。
    音楽が好きな人がたくさんいる中で、
    LIVEはないとだめだと思う。 

    だからこそ、ちゃんと対策して、
    お客さんの安心して来れるような環境を作ることが
    僕らとしてはすごく大事なことだし、
    アーティストはより気にするから、そのへんを頑張って、
         LIVEをなくしちゃいけないと思う。


会話からも人の好さ、
そしてなによりこの人に任せればというような、
安心感が伝わってきました。

井出さん、有難うございました!

2021年2月12日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.6
2021.02.09
MAN WITH A MISSION
ジャン・ケン・ジョニー❷

「2021年以降のライブ活動〜現実編」

何に気を付けているかといえば
「衛生管理」「疫病対策」…
アルコール消毒をはじめ
徹底して管理をしていました。

もちろんライブ会場の換気も万全に!
近隣への騒音問題にも注意しつつ、
助け合いの精神で 安全を保つように。
また接触の機会を極力減らすため
「スマチケ」の導入も。

有観客の配信ライブのとき、
どうしても無言だとお互い寂しい…
そんな中でマンウィズが募ったのは
ライブ中に流すためのお客さんの"声援"。
集めた歓声はメンバーためのみならず、
ひとつの演出として輝いてくれたんだとか。
(たまにスタッフから意地悪な演出も…?)

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自粛というのはあくまで
"行動"の自粛であり
"精神"の自粛ではありません。

楽しむときこそ、楽しむべき!
ライブの中で何か楽しさを見つけられないか…
待機列にディスタンスを守るための工夫や
飽きさせないアクションをちりばめたんだとか。

生きるというのは、楽しむもの。
制限は多々あるけれど、
自分たちの居場所であるライブハウスと
かかわり続けることができる
配信という形はすごく大切。
今できる範囲で最先端を磨いていくことを
考えるようになったんだそうです。

お送りしたのは『change the world』
初の配信ライブで披露した1曲、
良い方向に世界を
変えていきたいという想いを込めて。

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