今回は大分でライブハウスT.O.P.S BittsHALLなどの
運営をされている坪井健一郎さんに
コロナ禍でのT.O.P.Sについてお話を伺いました。
2020年、ライブの開催が出来なくなった時
どんなことを思ったのか・・・。
坪井さん 『従業員とかいるから、
どうやって給料払えばいいんだろう?というのは考えた。
次から次へとライブが飛んで。
それと地元のバンドの子が
どんどん辞めていっちゃうのがあったから、
ライブがない中、
どうやったらモチベーション上げられるのかなっていうのは
すごい悩んだかな。最初の方は。』
地方のライブハウスだからこそ、
モチベーションをあげるのが難しかったとのこと。
坪井さん 『地方ってどうしても人がないし、
地方って対バンさせてもらってモチベーション上げる
みたいなのがあるじゃん。
だけど、地方にまずバンドが来ないから、
どうしても地元バンドだけで回さないといけなくて、
その彼らのモチベーションの上げ方はいろいろ考えたかな。』
モチベーションを上げる、ということが課題だったと話す坪井さん。
解決策は配信ライブだったとのこと。
早い段階から配信ライブに目をつけていた坪井さん。
地元バンドもカメラを1台置いて配信をされていたそう。
また、レコーディングにも力を入れたとのことで
中には無料でレコーディングをすることも。
これにより地元バンドのサブスクへの配信も積極的になったそうです。
ライブ以外にも色々なイベントで使用されるT.O.P.S BittsHALL。
ライブの開催にあたり問診表を作り入場者全員に書いてもらったり、
転換中に入り口を開けるなど、換気をこまめに行ったりと
感染対策を万全にして運営されています。
最後に坪井さんが想うライブハウスの魅力とは・・・
坪井さん 『目の前にいる人に対して
ちゃんと自分の生の声で何かが伝わるし、
目の前にいる人から
生の声で伝えてもらえるところかな。
みんなが気兼ねなくライブに行こうかなと思った時に
ライブハウスにフラっときて
新しいものを見つけてっていう時代が
また来るといいなと思うけど、
今はサブスクで新しいものを見つけて
ライブハウス行くっていう流れだけどね。
そういう風になればいいなと思うけどね。』
大分のアーティストはこちら
からチェックしてみてください!
また、Sleeping GirlsとEiHilEは
5月17日に東京、高田馬場CLUB PHASEでライブがあります。
こちらもぜひ。
坪井健一郎さん、ありがとうございました!