腕時計「オリエントスター」を使用しているオーナーに、
実際の使い心地を聞きました。
そうなんです。いろいろな時計が並んでいる中で、これ!と思ったんです。これが一番『今』だ!と感じました。そうしたら、このモデルは2023年の春夏モデルということで。『今』って正に流れ、推進力で、とても大切なんです。一方で、その時は無意識で選んだのですが、後から考えてみると、母が生前、時計を買ってくれると言っていたのですが、バタバタしているうちに、買わないまま亡くなってしまって。その時に買うなら白い文字板の時計と言っていたことを思い出しました。さらにいうと、父から昔受け継いだ時計も白だったんです。自分でも気が付かないうちに、家族から受け継いでいるものをどこかで二重写しにしてみている。人間の意識は繋がっていると感じました。なので、この時計は、家族・過去を感じる存在でもあります。過去があって、今の選択がある。それが未来に繋がっていく。その不思議を感じました。そういう意味でも、時計は正に『今』の象徴だと思います。
お仕事でご一緒している方に大の時計好きという方がいるのですが、いつも着けている時計が似合っているんです。それを見ていて、時計ってその人の持つ品格を格上げしてくれると思っていて。この時計も僕にとって、そういう存在になってくれれば嬉しいと感じています。デザインも、スケルトンで機械式ならではのメカメカしさがあって気に入っています。変な関連付けですが、幼少期に大好きだった、キカイダーへの憧憬もこの時計の佇まいと重なっています。
これから暑くなる季節ですが、白っぽい服装とも合いそうだな、と思っています。年齢を重ねると、Tシャツ一枚だとなかなか締まらないのですが、この時計を着けるだけでフォーマル感が出て、人と会うのにも失礼じゃないかなと思います。半袖に使いたいですね。それだと時計も良く見えますし。メタルバンドなので、汗の季節も安心です。
『Get Close』The Rolling Stones
I wanna get close to you
人に近づくこと自体がタブーだった過去(コロナ禍)を引きずる私たちですが人は近づきたいと思うことで、生きてゆけます。この時計の素敵さが、触ることで初めてわかるように。
名越康文
精神科医
専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪精神医療センターにて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。「THE BAEDICBAND」として音楽活動にも精力的に活動中。
「名越康文シークレットトークYouTube分室」も好評。チャンネル登録16万人。
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