EVERY SATURDAY
8:00 - 12:00

TOKYO GAS
LIFE IS A GIFT

10:10 - 10:40

この番組は、毎週、ある一人の人間の人生にフォーカス。誰もが知っている有名な
ワンシーンの裏にあったストーリーから、知る人ぞ知る隠された感動の出来事にも
クローズアップし、さまざまなエピソードや音楽とともに綴る30分間のプログラムです。

BACK NUMBER

2016.8.20

野宮真貴

クロード・ルルーシュ監督による不朽の名作『男と女』が、今年製作50周年を迎えました。今日は、記念上映にあたりオフィシャルサポーターソングを歌う野宮真貴さんに、映画『男と女』が愛され続ける理由を伺いました。

「20代の頃だったと思うんですけど、この映画『男と女』の中のヒロイン、アヌーク・エーメは当時33〜34歳だったので、当時の私にとっては憧れの大人の女性という感じだったんですけど、初めて見たときはなんて美しい人なんだろう、って思いましたね。アイラインが特徴のあるメイクをしていて、センターパーツのボブのヘアスタイルが彼女のクラシックな美貌をさらに引き立ててるヘアスタイルですごく憧れましたし、ファッションもシンプルなアイテムが多いんですけど、でもどんな服をまとっても品が良くて、ムートンのコート、それから背中が大きく開いたイブニングドレスもありましたし、黒のランジェリー姿も出てくるんですけど、セクシーとはひと味ちがう色気というか、品があって、それ以来私のカッコイイ大人の女性、というイメージになりましたね。

若い頃に観た時も素敵だなーとは思ったんですけど、歳を重ねてもう一度観ると、またすごくよくわかるというかね、自分もいろいろ経験してから観ると、
また違った見方ができますよね。淡々と進んでいくんですけど、フランス映画って、それがまた心地いいっていうか、すごい劇的ないろんなことが起こるわけではないけど、なんかゆっくり観れるオシャレな映画っていうところですかね。」
(放送より抜粋)

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