EVERY SATURDAY
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TOKYO GAS
LIFE IS A GIFT

10:10 - 10:40

この番組は、毎週、ある一人の人間の人生にフォーカス。誰もが知っている有名な
ワンシーンの裏にあったストーリーから、知る人ぞ知る隠された感動の出来事にも
クローズアップし、さまざまなエピソードや音楽とともに綴る30分間のプログラムです。

BACK NUMBER

2016.11.12

映画監督・山戸結希

現在公開中の映画『溺れるナイフ』。
日本の映画界に新たな風を吹き込む、若き映画監督・山戸結希さんにこの作品に込めた想いを伺いました。

中学生の時、書店で初めてジョージ朝倉先生の「少年少女ロマンス」だったと思うんですけど、見たときに、も発光して見えるみたいな感じで。
ものすごい人が少女漫画の世界に現れてるんだという感じがありましたね。
その中で「溺れるナイフ」が始まって第1巻が出た時に、今まで長くても全3巻とか読み切りで発表されてきたジョージ朝倉先生が、きっとものすごい長い物語を描くんだろうなって、あの1巻を手にとった時の興奮というか、これからすごいことが始まるんだっていう。それはみんな私の同世代の女の子とかはけっこうリアルタイムで衝撃的だったと思いますね。

初号試写が終わった時にジョージ先生が一言目に「これ観たら、映画撮りたくなるね」って言ってくださったんですよね。だから本当に心の中のこと全部解られてるんだなって。好きな女の子とか、男の子がいたら、観に行くのも最高だけど、撮ってみようって思う子が出てきて欲しいですね。今特に映画「溺れるナイフ」は女の子が観てくれてるから、飛び込んできて欲しいですね。目に映ること全部自分の作品にできて、好きな人を撮れて、本当にもう、映画観るなら撮った方がいいですよ。そうすると誰も観に来なくなっちゃいますね。笑」


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