EVERY SATURDAY
8:00 - 12:00

TOKYO GAS
LIFE IS A GIFT

10:10 - 10:40

この番組は、毎週、ある一人の人間の人生にフォーカス。誰もが知っている有名な
ワンシーンの裏にあったストーリーから、知る人ぞ知る隠された感動の出来事にも
クローズアップし、さまざまなエピソードや音楽とともに綴る30分間のプログラムです。

BACK NUMBER

2016.11.19

多屋澄礼

ディスクユニオン池袋店の一角に、先日、女性向けのミュージック・セレクト・ショップ「ガールサイド」がオープンしました。
今日は、この店鋪のトータルプロデュースをつとめる、多屋澄礼さんに、いまのアナログレコードブームを女性目線で語っていただきます。

「GirlSide」をオープンするにあたって、イメージしたものが、
ウェス・アンダーソンっていう映画監督がいるんですけど、『ムーンライズ・キングダム』っていう映画の中に出てくる子供部屋を意識した内装にさせてもらって。それっていうのは、ディスクユニオンのお店の中に、急にすごいガーリーな空間が現れたら男性たち戸惑ってしまって、中にも入ってくれないんじゃないかなと思っていて、その間くらいに立つくらいの、ちょっと男の子の子供部屋っぽい雰囲気のなかに女の子のアイテムがあるっていうのを想定ました。あまり甘くなりすぎずに、クールな女の子を想定してグッズを作っています。
なんか私自身がインディ・ポップというものをずっと10年以上推してきていて、80年代のネオアコースティックっていう、そういうくくりで語られる音楽だったりとか、日本でなかなか紹介されない音楽をセレクトしています。
最近では、今度12月に来日する、Ice ChoirっていうNYのバンドがいるんですけど、セカンドアルバムが出たばかりで、そのLPを置いていたりとか、私たちが大好きなannie the clumsyっていう日本人のウクレレ弾いている女の子なんですけど、彼女のアルバムだったりとか、あとはベル&セバスチャンってグラスゴーのインディ・ポップの大御所バンドだったりとか、プライマルスクリームの今の感じとはちょっと全然ちがう初期の頃のおとなしめの音楽だったりとか、現行でも活動しているインディ・バンドがとっても多いので、なかなか情報が多くて追いきれないじゃないですか、でもそういう音楽ってどうしてもやっぱり毎日生まれてきていて、そこをピックアップできて、みんなに紹介できたらいいなと思ってます。」

2016年4月以前のサイトはこちら