EVERY SATURDAY
8:00 - 12:00

MELLOW MORNING

8:30 - 8:40

週末の朝、アナログレコードから流れる「良い音」でゆったり過ごす、至福の朝時間

BACK NUMBER

2023.11.18

ハナレグミ&PUNPEEの3枚目

レコードをこよなく愛する方々をセレクターに迎え、ご自身のコレクションから、“アナログで聴きたい名盤”をセレクト。その中から1曲、実際にレコードに針を落としてお届けしていきます。
11月のセレクターは、ハナレグミ・永積タカシさん&PUNPEEさんです。

●今日の1枚:Tupelo / John Lee Hooker 『THE BEST OF JOHN LEE HOOKER』(1962) 永積さんセレクト!
「John Lee Hookerの「Tupelo」という曲は、多分50年代ぐらいのライブレコーディングの音。僕はいろいろブルースの文献を読んでる時期があって、その中で、ブルースマンって旅して音楽やってるわけじゃないすか。多分ボロボロのモーテルみたいなとこ泊まって。隣にブルースマンの人が泊まってると、夜中とかにブルースを練習してる声が聞こえると。それがものすごい寝れないぐらい怖いんだって。今音楽作って隣で聞こえてきて、怖くて眠れないって体験ってないわけじゃないすか。それくらい危機迫ってるっていうか、その生きざまとか、苛まれているその時間っていうものが歌に乗り移っていて。本当音楽の力の幅の広さを感じます。音楽表現にそういうものが乗り移ってるっていうこともできるっていうことを、忘れていたくないなっていう意味で、今日のこの1曲をセレクトしました」