EVERY SATURDAY
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8:30 - 8:40
週末の朝、アナログレコードから流れる「良い音」でゆったり過ごす、至福の朝時間
2024.10.5
レコードをこよなく愛する方々をセレクターに迎え、ご自身のコレクションから、“アナログで聴きたい名盤”をセレクト。その中から1曲、実際にレコードに針を落としてお届け。
10月のセレクターは、THE BAWDIESのヴォーカル・ギターのROYさんです。
●今日の1枚: Love Me Do / The Beatles (1962)
「ビートルズのデビューシングルになった「Love Me Do」。当時この曲はレコーディングを3回されてるんですね。1個目はリンゴ・スターが入る前、ピート・ベストという前のドラマーがいたんですけど、彼が叩いていた時期のオーディションでの音源が
ありまして。そして実際シングル盤にするということでレコーディングされたバージョンがあって。リンゴ・スターはそのピート・ベストに代わって加入したばかりのリンゴ・スターがこのシングルで叩いてるんです。 ですが、このレコーディングに納得いかなかったプロデューサーのジョージ・マーティンが、スタジオミュージシャンのアンディ・ホワイトを連れてきて、もう一回撮り直せと言うんですね。それが3回目のレコーディングです。で、シングル盤はリンゴ・スターが叩いたバージョンが採用されています。そのあとに発売されたデビューアルバムのプリーズ・プリーズ・ミーではアンディ・ホワイトが叩いているバージョンが採用されてるので、おそらく皆さんがよく耳にしてるのはリンゴ・スターが叩いてないものだと思うんですね。 代わりにリンゴ・スターは何をしてたかというと、アンディが叩いてる横で、タンバリンを叩かされてます。なので、みなさんがよく耳にしているLove Me Doは多分、リンゴ・スターのちょっと焼けくそなタンバリンが入ってるんですけども、僕が持ってきたシングル盤はリンゴ・スターがドラムを叩いてるので、タンバリンが入ってないのでわかりやすいかなと思います。」
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