RADIO SAKAMOTO


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<正直、かなり荷が重いですが。>

「こんばんは、U-zhaanです。2ヶ月に一度、お届けしているレディオ・サカモト。現在ニューヨークで治療中の坂本龍一さんに代わって、今月もお留守番ナビゲーダーがお届けしていきます。前回は高野寛さんがナビゲーターをされていましたが、今回はなぜか僕が担当となりました。正直、かなり荷が重いですがお付き合いいただけたらと思います。」


<U-zhaan ソロアルバム 『Tabla Rock Mountain』>

「まずは僕の近況報告から、させていただくことになってます。先月、10月8日に初のソロアルバムをリリースしました。『Tabla Rock Mountain』というアルバムタイトルなんですけど、様々な人たちに参加してもらっていて。まずは1曲。聴いてもらいましょう。教授に参加してもらった曲にしようかな、今回は。前回、出演したときは、ちょっと気が引けたんですけど、思いきってかけようと思います。教授には冒頭にカズー、それからピアニカで参加していただいてます。これを1曲目にかけちゃっていいのかなって思うところもあるんですけど、アルバム全編を通してこんな感じな訳ではないってことを、まず強く、伝えておいた方がいいような気もしますが。」

「今回のアルバムに参加していただいたのは坂本龍一さんの他、ハナレグミ君、小山田圭吾さん(Cornelius)、HIFANA、Ametsub、……その参加していただいたアーティストの中に、KAKATOっていう二人のラッパーによるラップユニットがあるんですが、環ROY君と、鎮座DOPENESS君ていう、とってもスキルの高いラッパー二人なんですけど、その二人と先月、東京国立博物館で行なわれた『FEELING ASIA in トーハク東洋館』という、J-WAVEが主催しているイベントに出演してきました。彼らとは以前からよく一緒にライブをしていて、ラップの中でフリースタイルって呼ばれるジャンルがあるんですけど、決めていた言葉ではなく即興で言葉を紡いでいく、そのフリースタイルラップの伴奏をなぜかタブラだけでやるっていうスタイルで三人で、しょっちゅうライブをしているというか。あんまりヒップホップのトラックをタブラだけでやろうって普通思わないと思うんですけど、なぜかいつも声をかけていただいて、もしくは僕が声をかけて、三人でライブしています。当日のライブセッションは、なんかものすごい深い内容をラップしているような、全然そんなことないような、不思議な感覚で。なんか、このライブが終わったあと、この東京国立博物館の方から、環ROY君が話しかけられたらしくて、"いやあ、環さんは本当にあのー、仏教の本質を理解されてて、それを伝えてくれて、すごく嬉しかったです" って言われたらしくて喜んでましたけど、東京国立博物館の方も変わってるなと思いました。」

■U-zhaan Official Website
http://u-zhaan.com

<『札幌国際芸術祭 2014』 現地レポート>

「続いては、9月に無事閉幕しました "札幌国際芸術祭 2014" の特集です。この番組のリスナーの皆さんはご存知の方も多いと思いますが、坂本龍一さんがゲストディレクターを務められた芸術祭ですよね。残念ながら教授は、開催中、現地を訪れることはできませんでしたが、僕は教授の代役として7月の終わりに『Poème Symphonique (ポエム・サンフォニック)』というメトロノームを使ったインスタレーションの進行役と、ちょっとした指揮のようなものをやらせていただきに行きました。札幌の小学生たちといっしょにメトロノームを大量に同時に鳴らすっていうインスタレーションだったんですけど、そのメトロノームが一時間経っても止まらなくて、"あれは太陽電池でも入ってるんじゃないか" ってスタッフさんたちが、ざわざわし出す感じもあったんですが、子どもたちは結構、真剣に見ていて、小学生すごいなあと思いました。そのメトロノームが鳴り止んだ瞬間に、なんだろ、感動と安堵の混じった鳴り止まない拍手がすごく印象的でした。」

「更に閉幕直前の9月27日と28日に芸術祭をしっかりと見に行ってきました。
いろんな作品があったんですけど、教授は真鍋大度さんと二人で<センシング・ストリームズ ー 不可視、不可聴>という作品を展示していましたね。電磁波とか人の動きとかに合わせて映像が変わっていくようなものだったんですけど、そこの管理人みたいな説明をしてくれる人が "携帯電話の周波数にも反応するので、ある一定の所に機内モードをオン、オフにするとセンサーが反応して映像ががらっと変わったりしますよ" と教えてくれたので、ちょっと試してみたんですけれども、あんまり変化しないで案内の人も、変化しませんねってちょっと寂しそうな顔で言ってました。きっとほんとは変化するんだと思うんですけど、うまくいきませんでした僕は。」

「あとモエレ沼で売っていたソフトクリームがすごい美味しかったのが印象に残ってますね。あれがフランチャイズで経営できたらいけるんじゃないかと思って、"モエレ沼 ソフトクリーム フランチャイズ" で検索してみたんですけど、思うような検索結果は出てきませんでした。皆さんもモエレ沼に行く際にはソフトクリーム食べてみてください、すごい濃厚で美味しかったですよ。」

「モエレ沼の二階の方で、竹村真一さんの<触れる地球>という展示物がありまして、それは大きな地球儀のようなもので、それをいろいろ操作することによって、地球温暖化とか、台風や津波の発生過程だったり、渡り鳥がどうやって移動するか、みたいなことを自分の手で回して見る事ができる、すごい面白い展示がありました。これ面白そうだなと思って回そうとしたんですけど、みんながやっても動くんだけど僕だけなぜか動かなくて全く、その地球が。映像が回るってことなんですけどね、回しても回してもびくともしないんで。すごく寂しい思いをしました。周りを見回して、実はこれ、どっきりだったりするんじゃないかなと思ったんですけど、そういう感じもなく。」

「その他、札幌芸術の森美術館に展示されていたものも見に行ってきたんですけど、そこでは、中谷芙二子さんっていう方の作品の、空間全体を人工の霧で覆うっていうアトラクションというかインスタレーションがあって(<FOGSCAPE #47412>)、それがすごく面白かったですね。思いのほかもう霧だらけになって、雲の中みたいになって、2メートル先、3メートル先も全く見えないような状況になるんで、体験型アートというのはやっぱり楽しいなと思いながら、ずっと、そこの中でうろうろしていたら、自分がずぶ濡れになってて、髪の毛とかもびしょびしょになってて、周りのみんなより僕だけびしょびしょになってて、すごい体温を奪われて寒かったですね。冬や秋口に中谷芙二子さんのインスタレーションを見にいくときは、皆さん気をつけてください。風邪をひくかもしれません。」

「あと、スーザン・フィリップスさんの<カッコウの巣>という、なんですかね、展示になるんですかね。中世イングランドのカノンを歌うスーザン・フィリップスさんの声が、いろんなスピーカーから出てくるっていうもので、気持ちのいい空間でしたね。ちょっと遠くからだと、あー何の音がするんだろうって思うような、近づいていくと、すごくサラウンドみたいな感じで印象的なカノンが聴こえてくるっていう。もうちょっと音量が小さいと、もっといいかなと思ったんですけど、それは多分好みだと思うんで、素晴らしいなと思いましたこれ。」

「さらに、札幌の街を写真撮ってるっていうのがあって、冬とかいろんな時期の写真だったり。その写真が素晴らしかったんですよね。何ですかね、季節によって違う感じとかも見えるし、その写真を撮る角度みたのもすごく素敵で、都市の感じと自然の感じが綺麗に見える素晴らしい写真でした。」

「旧北海道庁(北海道庁旧本庁舎・赤れんが庁舎)の方でやってた伊福部昭さんの展示があって(『伊福部昭・掛川源一郎』展)、伊福部さんはゴジラのテーマを作曲した方ですけど、楽譜とかいっぱい置いてありましたね。ゴジラってあの、ドシラ、ドシラ、ドシラソラシドシラ……みたいなやつ。家に帰ってからちょっと鍵盤で弾いてみたら、白鍵だけでできるすごく単純なメロディだったのに、あれだけゴジラ感が出るっていうのすごいなと、何となく改めて思いました。いろんなメロディってまだあるんじゃないかなって、感じました。」

「それから、とくいの銀行札幌支店のも面白いですよね。ほんとにみんな楽しそにやってました。この7月に行ったときに目をつけていたっていうか、参加してみたいな、でも時間ないしな、と思っていたのを、9月に訪れて参加することができて嬉しかったです。ちょっと急なことだったので、タブラのチューニングを合わせ間違えたというか、半音下げればよかったのに上げちゃってぜんぜんキーに合わない、みたいな演奏になってしまいましたが、演奏内容としてはもうここ何年かでも、屈指の不出来っていう感じでしたけど。気にしないでください。」


続いて、札幌国際芸術祭 2014に参加されていた "暮らしかた冒険家" の池田秀紀さん、伊藤菜衣子さんとのインタビューカットの模様をお聴き下さい。

「これは家を作ってる、リノベーションしてる感じなんですかね。」
「そうですね、あのー、状況としてはリノベーションをしていて、ただその過程でいろんな人が手伝いに来たりとか、昔だったら村人みんなでこう家を作るみたいなことがあったと思うんですけど、そういう地縁とかじゃなくて、ネットとか芸術祭の情報をかぎつけて来た人たちで作ってく、それでコミュニティが生まれてくみたいな、所なんですかね。」
「……というインスタレーションというか、ここで暮らすことになったのはどういう経緯なんでしたっけ。」
「僕たちもともと熊本で古民家を改装してそういう暮らしをしていたんですけど、そしたらどんどん面白い人が集まってきたりして。僕たちウェブサイトとか作ってるんですけど、それと野菜を交換してくれとか、薪を交換してくれみたいな物々交換みたいな経済がどんどん生まれて。っていうような暮らしをしてたら、教授が面白がって、あるとき、"なんか君たち札幌に住めないの" とかって言われて。その札幌版をやってくれって言われて。」
「これで、半年経ったら、ここを出て行くんですかね。」
「そのまま……住みます。教授は5日前くらいに知りました。いや、伝えてたとは思うんですけど(笑)、5日くらい前に "僕、そんなに人生くるわせちゃったの" みたいな。」
「え、それは、やっぱり途中だっていうのもあって、っていう感じなんですかね。」
「や、お子がですね、産まれるので。あとなんか一過性のもの……半年では終われないなっていうのもあるし、家のこともあるけど、教授と話していく中で、"いろんなコミュニティができていく所が見たい" みたいな話があったので、今から面白いじゃんみたいな、やってるうちに、あ、こういうことだったんだ、っていうのが解ってきたっていう人とかいるので、今は芸術祭の会場としてあるので、見学に来るひともいれば、がっつり作業したい人もいてカオスなんですよね。でも終わってからの方が、こうみんなでがっつり作業したりとか、ご飯食べたりとか、もうちょっと思い通りになるなっていう。」
■今回のRADIO SAKAMOTOの予告編動画(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=zUuMDoMcrIY

■札幌国際芸術祭 2014
http://www.sapporo-internationalartfestival.jp

■とくいの銀行 札幌支店 since 1869
http://sapporo.tokuinobank.net

■暮らしかた冒険家【hey, sapporo】特設サイト
http://heysapporo.meoto.co/
http://heysapporo.meoto.co/post/98526976944/j-wave-u-zhaan

「札幌国際芸術祭 2014は目標入場者数が30万人ぐらいだったらしいんですけど、結局最終的にその1.5倍ぐらい……45万人くらいいらっしゃったという、お客さんが。すごいですよね、また今後も続いていく芸術祭になったらいいなと思っています。以上、U-zhaanがレポートしました。」


<コメント:アート・リンゼイさん>

「レディオ・サカモトをお聴きの皆さん、坂本龍一さん、こんばんは。アート・リンゼイです。今回、久しぶりの日本公演、バンドを引き連れてきてとても楽しかったです。11月はヨーロッパのツアーに回っていて、戻ってきたら今度は来年の秋リリースを目指して、今のバンドで新作のレコーディングも予定しております。このツアーのサポート、及びコモンズの皆さんにありがとうございますと言いたいです。また坂本さんに近々、ニューヨークでお会いできることを楽しみにしております。」


<コメント:MAREWREW>

「レディオ・サカモトをお聴きの皆さん、こんばんは!MAREWREWです。えーと、坂本さんとは去年のNO NUKES以来でしょうか。もう終わってしまったんですが、札幌国際芸術祭のあいだは札幌にアートが溢れていて、これほんとに三年後も、もう一回ないと困るくらいの盛り上がりでしたね。三年後もぜひ札幌でやってもらいたいですね。Rim Rimは、大学のウレシパ・フェスタで坂本教授とお会いしてるんですよね。はい、一緒にトークをさせてもらいまして、大変ご迷惑をおかけしてしましたが、はい。ご迷惑だったんですか(笑) はい、でも、掛川源一郎展のコメントの欄でちょっと私のことに触れた文章が書いてあったのですごい嬉しかったです、ありがとうござました。」


<コメント:TOSHI-LOW(BRAHMAN)さん。>

「BRAHMANのTOSHI-LOWと申します。まだまだ、長い戦いになりそうなので、早く、身体治してもらって、うーん、清志郎いなくなって、坂本龍一までいなくなったら、なんなんだろう、まもちろん、がんばりますけど、やっぱり、いっしょに戦ってもらいたいなあって思ってるし、来年、同じステージで、NO NUKESいっしょにできたいなあって思ってますんで、そして、早くミュージシャンが、そういうことをやらなくてもいい、世界が、来ることを、もちろん、望んでおります。教授、あのー、とにかく早くね、治してくんないとさ、持たねえからさ、はやくぱっぱと治して、いっしょに遊びましょう。まだまだ、遊びにも連れてってもらってねーし、せっかく知り合って。ねぇ、もっと音楽も、遊びも、いろんなこと教わりてーし。だから、早く治して、待ってます。なんで、早く、元気んなって、いっしょにステージ上がりましょう。」


<コメント:後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)さん。>

「ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文です。えー、ね、坂本さん不在のNO NUKESっていうね、いま終わったところなんですけどね、やっぱりね、なんか、寂しい。っていうところはありまして、ほんとに坂本さんにはね、早くね、身体、治していただいてね、えー若手バンド、心待ちにしておりますんでね、ま、そういう思いも飛ばしつつの演奏でしたけど、まあでもなんかね、若い子がこうして集まってくれる、っていうのはとてもいい事だと思います。自分たちの同世代もそうだしね。どうにかして、みんなでベストじゃなくてベターな方法を考えていこうじゃないかっていう。なんで "ベター" っていうかって言うと、そういうものっていうのは情勢によって変わってくるから、ゆらゆらしてるのが我々の社会だと思うから、どこがベターなんだろうねって、常々、話し合って調整しあっていくのが民主主義で。で、俺たちそういうのすごい下手だから、こうやってなんか人が集まってイシューに対して考えようってなったときに、すごいみんな強ばるし、身体がね。外野からも余計な言葉が飛んでくるし。そうじゃないじゃん、っていうね。もうちょっと何かさ、こういう事が当り前になって、これは機会なんだからさ、考えたり集まったりする機会なんだよって。俺たちはやっぱりね、ちゃんと民主主義を獲得しないといけないんすね。いまは練習中みたいな感じで。みんな高い授業料、払ってる訳ですよ。とにかく僕たちがもっとおじいさんとかになった時に、ちゃんとこの国の民主主義が、先進国と言われている国に追いつくぐらいの、胸張って俺たちの国は政治は、国民たちがちゃんとね、声を上げて選挙に行き、当り前のように係わり合って、やってるんだよっていうね。胸張って言えるような国になりたいな、っていうのがひとつの目標ですね。だからそれは何か……はっきり言うと "NO NUKES" っていう大きな文字よりもっと先に、大前提として俺たち本気で取り組まないと、うーん、そういう時代になったなと思うんですね。こういう集いをね、坂本さんたち、上の世代が用意してくれたのはものすごく意味のあることだと自分は思っていて。一方で俺たちもね、大丈夫だと。もうとにかく、ゆっくり休んでいてくださいと。早く戻ってきてくださいじゃなくて、大丈夫だと、俺らでやれるんだと。って言えるようになってくべきだと思うんでね。こっからは俺たちも腹括ってね、気合い入れてやろうなんて気持ちになった年が2014年なんじゃないかと、そう考えています。また何かいっしょにできたらいいなと、いろんな気持ちをニューヨークに向かって飛ばしておりますので。はい、今はゆっくり休んでください。ありがとうございます。」


<commmons:schola (コモンズスコラ) 14巻>

「さて、教授から "U-zhaan、ちょっと宣伝しといてくれ" と言われた案件のお知らせをさせていただきます。commmons:schola (コモンズスコラ) の14巻がいよいよ発売になるそうですね。もちろん、スコラ・シリーズっていうのはテレビで放送されてますし知ってますけど、もう14巻まで出るんですね。12月に発売になるようです。今回は、古代から現代まで海外の影響を受けつつ独自の発展を遂げた日本音楽の魅力を紹介する巻だそうです。ゲスト陣に小島美子さん、芝祐靖、野村萬斎、松岡心平、田中悠美子、星川京児を迎え、雅楽、能・狂言、人形浄瑠璃といった日本が世界に誇る芸術音楽から、アイヌ音楽や民謡、神楽などのさまざまな民俗音楽、そして声明を始めとする宗教音楽など、古代から現代まで海外の影響を大きく受けながら、独自の発展を遂げてきた日本音楽の魅力を紹介します……とのことです。民族音楽の中で、民謡や神楽というのはテレビ版には収録されてなかったようなので、それも見どころのひとつだと思います。」

■commmons:schola (コモンズスコラ)
http://www.commmons.com/schola/index.html

<オーディション・コーナーは教授がセレクト。>

デモテープ・オーディションは今回もU-zhaanさんと長嶋りかこさんが担当してくださいました。しかも今回のオンエア作品は、教授がセレクトしたものでした。

「ここからは僕、U-zhaanと……」
「わたくし長嶋りかこでお送りしていきます。」
「デモテープオーディション、前回もこの二人でやらせていただいたんですけど、あれ以来の、お会いしてないですもんね、その後。」
「あのー、へこみましたよね、(前回のオンエアが)終わった後。」
「"これは何だ" って教授からはメールが来てて、いやーすごいよかった、長嶋さんの声が、笑い声が良かった っていう事になって、続投(笑)」
「ありがたいすね。二度と、お声がかからないだろうと思ったんですけど(笑)」
「今回も頑張っていただきます。」
「がんばります(笑)」
「今回も僕が事前に番組宛に送られて来てたデモテープを聴いてたんですけど、今回は教授も審査に参加してくださることになって、作品を選んでコメントをくれてたんですけど、やっぱり選ぶ作品がほとんどいっしょで。前回のときも、僕が選んだやつを教授が聴いたらしくて、"もうチョイスが全くいっしょだ" って言ってたんで、そういう可能性もあるなって思ってたらやっぱりそうで。」
「え、あの温泉の……」
「そう、温泉のやつも "僕もああいう面白いの大好きなんだよ" っていうメールが来て。」
「え、坂本さん選んでたんですか。」
「うん、坂本さんの心のベスト10、第一位が(笑)」
「すごい……すごい(笑)」
「というわけで、僕が選ぶというか、ま、教授が選んだやつをいっしょに聴いていく感じにしようかなと思ってます。」


<そして、長嶋りかこさんからのお知らせ。>

「グラフィックの仕事と別で、自分でプロダクトを作って展示、展示販売みたいな活動もしていて、今回、大量生産でどうしても残っちゃうものってあるじゃないですか、洋服の生地とかね。たくさん生産したマテリアルがあるけど、結局残っちゃってるみたいなのってあると思うんですけど、で、洋服を一個作ってるんですよ。シリーズで。そのリサイクル・プロジェクトのエキシビジョンが、12月4日から1ヶ月間、表参道のPASS THE BATONっていうね、ニューリサイクルをテーマにしてるお店であるんですけど。前半が洋服で、後半がプロダクトっていう感じにしようかなって思ってて。ぜひ来てください。」


オーディション・コーナーで紹介した作品はこのサイトでも試聴できます。またコーナーは、全体を世界へ向けてポッドキャスティングでインターネット配信しています。すでに著作権管理団体に登録している作品の応募は受け付けられませんので、オーディションに応募される方はご注意下さい。

※オーディション応募作品をじっくりと聴けるポッドキャスティングは近々このサイトにUPされます。お楽しみに!
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